#69 坂の上の雲 第4回 「日清開戦」を見て 

坂の上の雲 第4回 日清開戦を見ました。
前回はいまひとつと思えましたが、今回はなかなか良かったです。

日清戦争をどう扱うのか気になっていましたが、詳しくは映像化されていませんでした。
黄海海戦さえも削除されてはいましたが、あれでもよかったのかなとは思います。
ただ、当時日本が恐れていた清国の巨大戦艦、定遠、鎮遠とどう戦ったのかということは、当時の日本人の考え方を知る上で重要なエピソードだと思うので、全く触れられていなかったのが残念でした。
不幸な最後を遂げた清国艦隊司令、丁汝昌についても少ししか触れられていませんでした。汝昌は、原作では立派な人物として描かれていますが、彼が指揮しなければならなかった軍隊がどの様なものであったか、またその最期についてはドラマではほんの僅かしか語られていませんでした。
汝昌に対し降伏を勧める文書は、明治の人の考え方が良く現れていると思います。このあたりの話が気になる方は、ぜひ小説で読んでください。
NHKの関連番組で見たのですが、定遠のレプリカは威海港で展示されていて、丁汝昌は英雄として称えられているそうですよ。

前回の最後でもう浪速と高陞号のシーンが出てきていたので、もしかしたら細かい話は無いのかと思っていましたが、今回の冒頭でたっぷりと時間を取ってくれていました。まさにあんな感じだったんでしょうね。
竹中直人さん演じる小村壽太郎は、私にはイメージがぴったりでしたが、乃木さんはちょっと違いました。
なぜか伊地知さんも出ていましたが、この時点ではなんだかやさしそうなおじさんに思えました。
あと、曹長役として森本レオさんが出演されていました。実は私、最初の頃はナレーションが森本レオさんだと勘違いしていました。なんか違うなとは思っていたんですが、感じが似ていましたので。
そういえば、原作にはない東郷さんと真之が会うシーンがまたありました。この二人の初顔合わせの話は面白かったんですが、ドラマでもう会っている以上ありえませんね。

広瀬武夫がロシア留学に旅立つ様です。次回はアリアズナも出てくると思うのですが、二人のロマンスをどの様に映像化してくれるのか楽しみです。

坂の上の雲 (文庫版全8巻)坂の上の雲 (文庫版全8巻)
(1999/01)
司馬 遼太郎


-追記-
森本レオさんが演じた曹長と子規のやり取りは原作にはありません。
子規はすごく喜んで従軍記者として出発しましたが、戦争はもう終了間際であり、1月程で帰ってきたとあるだけで、
見学旅行の様なものであったとだけ書かれています。また、森鴎外と出会ったことも原作にはありませんでしたが、Wikipediaには子規が帰国の為鴎外に挨拶にいったと記載されています。
原作には子規が従軍記者に行きたいといっていた頃の句”進め進め角一声月上りけり”が紹介されていますが、この句には子規の心情が良く現われていると思います。

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