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#202 ナノイーでパンのカビを防げるか実験してみる 

(ご注意)カビの写真があります。

ナノイー発生器(F-GME15)を使って、パンにカビが発生する状態を観察する実験をしてみました。
シャープのプラズマクラスターを使った実験では、家電Watchさんの記事が参考になりますが、記者の方も指摘しているように、この方法だとパンが乾燥していますので、プラズマクラスターの効果でカビが発生しなかったのかはっきりしません。
例えば、2台のプラズマクラスター発生器を用意して、1台は送風のみでイオンを発生させない環境で実験が出来たのなら効果ありと判断できるのですが、パンが乾燥していることと、プラズマクラスターをセットした方は箱の中に常に風の動きがある訳で、そういった環境の違いがカビの発生に影響している可能性も考えられます。

今回ナノイー発生器で行った実験では、カビの発生する条件を維持しながらナノイーの効果を検証しました。また、パンに直接ナノイーを当てている訳ではなく、密閉した狭い空間でもありませんので、より実生活に近い環境での効果を検証したつもりです。


ナノイー無しでカビの発生状態を確認する


まず、ナノイーを作動させない状態でカビの発生状況を確認しました。

検証内容:ナノイーを作動させない状態でカビの発生状況を確認する。
食パンを紙コップに入れ、乾燥を防ぐために霧吹きで湿らせます。霧吹きの水は浄水したものを使用し、朝1回、夜2回吹きかけました。
パンは当日購入したもので、消費期限は3日先の日付ですが、この実験方法では消費期限はあまり関係しないと考えています。

ナノイー実験6実験開始時の状態。



結果:2日目(48時間経過)にはふたつの内ひとつにカビの発生を確認しました。3日目にはふたつともカビが生えていました。
ナノイー実験6写真は3日目、実験開始から約72時間経過した状態。




ナノイーを作動させると変化はあるのか


前回の実験と同じものをナノイーを作動させた状態で行います。ナノイーは弱運転で24時間稼動させ、ナノイー無しで行った前回の実験との違いを観察します。

検証内容:ナノイーを作動させて前回の実験との違いを観察する。
前回のものと同様に紙コップにパンを入れたものと、もうひとつ竹串を使ってパンを紙コップに接触させない工夫をしたものも用意しました。これはパンが紙コップに接触するとそこからカビが発生しやすい傾向にあることと、空気が通らずナノイーの効果が発揮できないのではないかと考えたからです。

ナノイー実験7実験開始時の状態。


結果:紙コップにパンを入れたものは3日目にはカビが発生、竹串を使った方は4日目にカビが発生しました。
ナノイー実験7前回と同様の実験内容のものは3日目にカビが発生。2日経過した時点ではカビは確認できなかったので、多少効果があったのかもしれないが、誤差の範囲と思える。

ナノイー実験7竹串の方は4日目にカビが発生。




まとめ


この実験からはカビに対するナノイーの効果は確認できませんでした。パンのカビには効果無しということです。もっとはっきりとした結果が出るのではないかと思っていたのですが、パンにカビを生やさないというほどの効果はなさそうです。ただ、部屋は普通に使っていて空気の出入りはありましたので、ナノイーにとってはかなり不利な状況での実験だとは言えます。締め切った部屋で実験するなど、条件を変えることでまた違った結果が出るかもしれません。

パンは紙コップに入れていたので、ナノイーが十分届いていないということも考えられます。直接ナノイーの風を当てるとカビは発生しないかもしれませんが、空気の流れやパンの乾燥によるものかナノイーの効果によるものかが判断できないと思いますし、実生活に近い環境とは言えませんのでそのような方法では行いませんでした。

ひとつナノイーのことをフォローしておきますと、ナノイーにはカビの菌を抑制する効力はあるのだと思います。パナソニックがカビ菌(浮遊菌)の試験結果を公表していますし、ある程度の効果は期待して良いのではないでしょうか。また、前回の記事で書いたように脱臭効果はかなり高いですし、髪の毛ははっきり分かるほど変化を感じます。
パナソニック電工:帯電微粒子水のカビへの効果検証
パナソニック電工:実証済み試験項目


(参考)実験環境
  • 使用機材 ナノイー発生器(F-GME15)
  • ナノイーは弱運転で24時間稼動
  • ナノイーとパンの距離は約2m
  • ナノイーの送風方向はパンの設置場所よりやや横方向にずらしている。これは空気の動きがあるとカビの発生に影響すると考えたからです。
  • 部屋は普通に使っていましたので密閉していません。夜は窓を開けていました。
  • 部屋の広さはナノイーのスペックである床面積8畳よりも広いのですが、サンプルとの距離が近いので問題ないと考えています
  • パンは当日購入したもの(消費期限は3日先)


過去の実験


この実験を行うまでの過程を参考として記載します。ポイントとしてはパンの乾燥をどうやって防ぐかということと、ナノイーの効果を発揮させる為に風通しを良くするということかと思います。パンの消費期限は水で湿らせて行う実験では無視して良いようです。


<実験1>パンを袋に詰めてカビの発生状態を観察する。
パンを袋に詰めた実験です。この頃はナノイーはカビに対してすごい効果があるものと思っていました。袋に入れているのは市販の食パンの包装に似せたもので、乾燥を防ぐ意味と実生活に近い環境(食パンの状況)を作るためにこのようにしています。
4つの袋を部屋の色々な場所、ナノイーの近くから戸棚の中などに置いたのですが、この内ナノイーの近くに置いたふたつにはカビが発生しませんでした。当初ナノイーの効果かとも考えたのですが、乾燥によるものだと思います。

左:実験開始時、右:終了時
ナノイー実験1 ナノイー実験1


<実験2>パンを袋に詰めてカビの発生状態を観察する(ナノイー無し)。
実験1の改良版。乾燥を防ぐ為に水を含ませたキッチンペーパーを袋の中に入れています。実験1でパンが乾燥する問題が発覚したので、乾燥を防ぐ為にそのような工夫を行いました。
ナノイーは無しで、この実験環境でカビが発生することを確認する為の実験です。
結果としては、4日後4つの袋すべてにカビの発生を確認、実験1でカビが発生しなかった場所でもカビの発生を確認できました。

左:実験開始時、右:終了時
ナノイー実験2 ナノイー実験2


<実験3>実験2のナノイー有り版。ナノイーを24時間稼動させて実験2との違いを確認する。
結果として、2日目には四つの内3つの袋にカビの発生を確認、3日目には4つすべてにカビを確認できた。
この実験により、密封状態に近い状態ではナノイーの効果は無いと判断しました。袋の口は空気が通るよう緩めに締めていたのですが、その程度ではナノイーの効果は無かったということです。この辺りではもしかしたら袋を貫通してナノイーが作用するのではないかとも考えていましたが、そういったことはなさそうです。

左:実験開始時、右:終了時
ナノイー実験3 ナノイー実験3


<実験4>新しい方法。紙コップにパンを入れてラップをする。ラップには8箇所小さな穴を開ける。パンは予め霧吹きで湿らせておく。
紙コップとラップは乾燥を防ぐ為の工夫です。ラップにはナノイーが入り込めるように穴を開けました。ナノイーは24時間稼動させています。
乾燥防止としてはこの方法は効果があり、2日後には4つすべてにカビの発生が確認できました。

左:実験開始時、右:終了時
ナノイー実験4 ナノイー実験4


<実験5>密閉しないで実験する。実験4で、ラップに穴を開けた程度の通気口ではナノイーの効果は発揮できないと分かりましたので、密閉しないことにしました。サンプルとして次の2種類を用意しました。
A:紙コップにパンを入れただけのもの
B:紙コップの側面に穴を開けたものにパンを入れ、上はラップを軽く乗せる
A、B共霧吹きで湿らせています。

2日後にはBの内1つにカビを確認、3日後にはBのふたつともカビが確認できました。Aにはカビが生えなかったのですが、途中で乾燥してしまった為と思われます。途中から霧吹きで水をかけるようにした結果、5日目にはAの2つにもカビが確認できました。
冒頭に記載した実験結果は実験5を少し改良したもので、実験6、7にあたります。

左:Aタイプ、右:Bタイプ、何れも実験後の写真
ナノイー実験5 ナノイー実験5


関連記事
#205 ナノイーでパンのカビを防げるか実験してみる[その2]
山崎製パン:パンのカビ発生メカニズムと保存試験の結果について

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コメント

頑張っておられますが、基本的に稚拙な域は脱していないかと思います。
更なる実験を期待しています。

Re: タイトルなし

> 基本的に稚拙な域は脱していないかと思います。
そういった点も含めて楽しんでいただければと思います。

> 更なる実験を期待しています。
これ以上実験をする予定はありません。当時電気店の店頭でデモしていた実験に意味がないことが確認できたので十分満足です。

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